鍵の数2の親と12人の子ども

〔2の親〕とは?

鍵の数〔2の人〕は優しい。穏やかで、優しくあろうと努力もします。基本的に受け身で、優柔不断です。しかし親という立場は時に決断を要することがあります。「いま、ここで、何をする? どうする?」。そんなとき、〔2の親〕はふだんとはまったく別の顔をします。ほんわりやわらかな顔から、毅然とした表情に変わり、能動的に決断を下します。頭よりも体が動く感じです。それが最良の方法かどうかはわかりませんが、子どもを助け、守るというミッションを遂行するとき、〔2の人〕は、別人のように勇敢です。

〔鍵の数1のあなた〕×〔2の親〕

1のあなたは〔2の親〕を「助けなくてはいけない人」と思っています。もともと〔2の人〕とは「守ってあげたくなるタイプ」なんですね。ですから〔2の親〕について、「なんとかしなくちゃ!」という使命感を抱くかもしれませんが、1のあなたが心配しなくても大丈夫。〔2の親〕のために何かを諦めるような選択をしなくてもよいのです。あなたが思うよりも、親はずーっと幸せなのです。たとえ不自由に見えたとしても。あなたが元気でいてくれれば親子の関係は良好です。

〔鍵の数2のあなた〕 × 〔2の親〕

鍵の数2同士の親子はおたがいに気を遣い合います。そういう意味で気楽な相手ではありませんね。相手をおもんぱかって、いつも本当に辛いことは相手に伝えないといった、微妙な距離間があります。けれども、やっぱり寂しいときや甘えたいときには素晴らしいパートナーとなるはず。同志のような間柄で、「いちばん近いのにもっとも遠い人」といった感じです。愛しているからこその距離です。
2の親子という組み合わせは、非常に珍しいので、何かのお役目があるような気がします。

〔鍵の数3のあなた〕 × 〔2の親〕

幸せなマッチングです。〔2の親〕を持った3のあなたは幸せです。〔2の親〕はあなたを閉じ込めようとも縛ろうともしません。ただただ大人になったあなたを心配し、あなたの幸せを喜んでいるだけです。相性としては、「よすぎるから離れてほしい」という2人です。〔2の親〕は3の娘や息子にとって居心地がよすぎて、子どもたちの自立を阻む場合があるのです。親子である以上、親は先に死にます。おたがいが添い遂げられない運命を持っているわけなので、双方が自立するタイミングが大切です。

〔鍵の数4の子ども〕×〔2の親〕

しっかりした4のあなたにとって、〔2の親〕は優柔不断で何を考えているのか理解できないかもしれません。あなたは強い人なので親の弱さを許すことが必要です。あなたが強く言うと親は怖くて話を聞くことができなくなりますから。4の人は管理するのが仕事ですから、〔2の親〕を管理するのは大丈夫。でも、もうわかっていると思いますが、守ってあげるのはあなたのほうなんです。優しくしてあげてください。

〔鍵の数5のあなた〕 × 〔2の親〕

恋人のようなふたりですね。〔5の人〕がありのままの自分を見せて、〔2の親〕が受け入れる。または、5の娘や息子がアイドルで、〔2の親〕はファン。そんな関係です。5の子どもは愛情表現が豊かで親を喜ばせることが上手です。
ただ、5の子どもは、親に心配をかけます。体調の心配、仕事の心配、恋愛の心配。喜怒哀楽の表現豊かなあなたを、いつも親は心配しています。でも、心配することが生きがいになっているかもしれません。ぜひ会いに行ってあげてください。アイドルだから親に顔を見せるのがいちばんの親孝行となるのです。

〔鍵の数6のあなた〕 × 〔2の親〕

あなたはきっと〔2の親〕にはわがままに振舞ってしまいますね。甘え上手の〔6の人〕のわがままを、〔2の親〕は喜ぶはずです。あなたはとてもかわいい人ですから、翻弄されるのも楽しいのでしょうね。〔6の人〕は、人を喜ばせるのがすごく上手なので親の喜ばせ方もよくわかっているはずです。どうかあなたの実力を使って親を喜ばせてあげてください。あなたからのちょっとしたお菓子のプレゼント、優しい言葉がけで〔2の親〕は、心から満たされるでしょう。

〔鍵の数7のあなた〕 × 〔2の親〕

〔2の親〕は感情的です。情に流されている姿はまさに2らしいと言えます。一方で、7のあなたはドライで論理的です。どんな事柄にも、理由と結果を求めます。この組み合わせはどこまでいっても交わらないように見えます。しかし、ドライなあなたが本当は親を愛していることを〔2の親〕は感じています。深いところで繋がっているふたりです。言葉がいらない親子関係なんですね。

〔鍵の数8のあなた〕 × 〔2の親〕

〔2の親〕の子どもに生まれてあなたは幸せでした。あなた自身がすごくナイーブなので、ガサツな親に育てられると心に傷を負ってしまうことになりかねませんでした。〔2の親〕が過干渉でなければあなたは立派に独り立ちしていることでしょう。もし手を出す、口を出す過干渉タイプならば、すぐに離れるべきです。あなたはひとりでも立派にやっていける人なのに、〔2の親〕が助けすぎることで、あなたの自立を阻むことがあるのです。大人同士として対等に付き合えたら、いい親子関係が結べるでしょう。

〔鍵の数9のあなた〕 × 〔2の親〕

9の娘や息子は親を敬い、とても大切にするでしょう。ひとつ危惧する点があるとすれば〔2の親〕が子離れできるかという点です。いつまでも「親だから」と口を出してくる可能性があります。特に親からの「前に出るな」「目立つことはやめろ」といった助言はスルーしてOKです。そもそもバランス感覚が優れた〔9の人〕が、人の後ろに下がるような生き方をしていたら、持ち前の指導力を発揮できない結果になります。〔2の親〕は、あくまであなたを守りたくてアドバイスしているだけなのですが。この組み合わせは、〔9の人〕がリードし、「親が子どもに守ってもらう立場」になればうまくいきます。

〔鍵の数11のあなた〕×〔2の親〕

「人助け」という共通の目標を持っていながら、表面上はまったく違うタイプに見えます。11の娘や息子は、〔2の親〕の進化版です。〔2の親〕にはないタフさを持っています。少々の困難にはめげません。いえ、めげていてもそれを乗り越える力があります。相性はすごくいいです。だって基本は似た者同士です。2人で大きな夢を描いてもよいのではないでしょうか。親子でより多くの人を救って差し上げてください。

〔鍵の数22のあなた〕 × 〔2の親〕

〔22の人〕は〔2の親〕から見て、勝手に見えるかもしれません。自分で勝手に決めてブンブン家族を振り回しているかも。しかし〔2の親〕は、22の人の深い愛情と思いやりをしっかりと受け止めています。相性としてはすごくよいと思います。どうせ〔22の人〕は、親が何を言ってもききません。愛情だけを受け止めて、すくすくと伸びていくことでしょう。成功の過程における停滞期や失敗の苦しみも、〔2の親〕が緩和してくれるはずです。また、22の娘や息子が「私がいるから大丈夫!」と言ってあげると、〔2の親〕は、心から安心するはずです。

〔鍵の数33のあなた〕 × 〔2の親〕

もしかしたら、親子ふたりでふわふわと生きているように見えるかもしれません。基本的に受動的な〔2の人〕と、流れに身を任せる〔33の人〕は、「愛」でできています。2人の間には深い結びつきがあります。相性はよいのですが、親子というのは生涯一緒にいられるわけではありません。いつも誰かに頼って生きていく〔33の人〕が、〔2の親〕に替わる頼れる人を見つけることが必要になるでしょう。そしてそれは案外簡単に見つかるはずです。