橙花の数秘占い

バイオリズム6『愛の確認>試されるとき』

あなたの目の前に別れ道があります。
右に行くか? 左に行くか?

〔バイオリズム6〕は、鑑定がいちばん難しい数字です。
良いとか悪いとか一概には言えない複雑な様相をもっているからです。
ほかの数字の場合、バイオリズムは「ほぼ良い時期」と「停滞気味の時期」を繰り返しながら9年目に向かっていきます。簡単に言うと、良い年の次にはちょっとした試練がやってくるし、つらい1年のあとには幸せが舞い込んでくると思っていていいでしょう。

しかし〔バイオリズム6〕の年だけは、誰にでも同じような運が巡ってくるとは言えません。

人によっては結婚や出産、本気の恋を見つけるなど最良のタイミングですが、逆に大切な人の困難に直面するなど厳しい時期である場合もあります。

ただどちらの場合も、「愛情に絡んでいる」ということが共通しています。

愛情は、あたたかく優しく素晴らしい側面を持つと同時に、嫉妬、憎しみ、恨みといった「怖い」側面をはらんでいます。〔バイオリズム6〕の時期の複雑な色合いも、この「愛が持つ」特徴からきているような気がします。

ここでの「愛」は、仕事愛や物への愛ではなく、人間同士の愛です。
自分以外の事柄であることも多いようです。

大事な人に大きな出来事が起こる。
あなたは、愛を試される。
愛するために耐える。
そんなイメージなのです。

よくお聞きするのは、年老いたご両親の介護が始まったというトピックです。親の病気や老いは自分自身のことではありませんが、どのように関与していくかによってはあなたの人生に関わる大きな問題にもなるでしょう。
このように「さあ、どうする?」と問題を提示されているような時期が〔バイオリズム6〕の年です。

パートナーに関する問題も起こりがちです。
たとえば、夫ではない人を好きになってしまった。離婚しようかどうしようか。 夫が不倫をしている。子どもが心配でたまらない。

逆に、生まれて初めて彼氏ができた。
好きで好きでしかたがなかった人と結婚が決まった。
不妊治療の末に子どもを授かった。
このような一生に関わるような幸せを手に入れるのも、「6」のバイオリズムの特徴かもしれません。

「6」という数字自体が「愛」を象徴しているといわれています。
なぜ?と聞かれても私には答えることができませんが、いままでの鑑定経験でいえるのは「あなたの愛は必ず試されるでしょう」ということです。

今回〔バイオリズム6〕がやってくるあなた、自分は「どの愛を試されるのか?」ということを真剣に予想してみたらいかがでしょうか?
「そろそろ親が高齢だな」とか「ひとり暮らしはさみしいな」とか「子どもが受験を迎える」など、タイミング的に「あなたが試される愛」が用意されているはずです。

どんなことが起こっても、怖がることはありません。バイオリズムは1年で移り変わっていきますから。