鍵の数4の親と12人の子ども

〔4の親〕とは?

鍵の数〔4の人〕は真面目で完璧主義です。見通しを立てて計画的に進めたいと思う性質で、子育てについても同じことが言えます。
家族を大切に思う気持ちから、ルールや約束事を決めて子どもにも守らせます。守られていることに安らぎを覚えるか窮屈で厳しいと感じるか、子どもによっても捉え方もさまざまです。一度決めたら頑固で融通のきかないところもあり、心根の優しさが見えづらいのですが、慈愛の気持ちが〔4の親〕の奥底にあるのは間違いありません。

そんな親に育てられた、子どもたちが成長して大人になりました。さあ、どんな親子関係でしょう?

〔鍵の数1のあなた〕×〔4の親〕

1のあなたは〔4の親〕に対して、素直になれないかもしれません。〔4の親〕は、あなたを守りたい一心で、1の子どもの冒険をいままで必死で阻止してきたからです。
あなたは開拓者です。先頭切って乗り込んで行きたい人です。しかし親は慎重な性格ゆえに、あなたを諌めます。「やめたほうがいいじゃないか」「やらないほうが安全ではないか」というアドバイスに、疎ましさを感じてきたことでしょう。
〔4の親〕があなたに弱みを見せることができたら、情に厚い〔1の人〕がほだされ、よい親子関係が結べるでしょう。

〔鍵の数2のあなた〕×〔4の親〕

2のあなたにとって〔4の親〕は楽チンな相手です。
親は方針とルールを決めてくれますし、〔2の人〕はストレスなく親の言うことに従います。〔4の人〕が選ぶ場所はかならずしっかりした場所ですので、〔2の人〕は、「親の言うことを聞いていれば安心」なのです。〔4の親〕に甘えること、弱音を吐くことに、何の問題もありません。
ただし、考えることを怠けてはいけません。ほとんどの場合、親は先に死に、残されるのはあなたなのですから。この先どうやって生きて行くかについて、真剣に考えていくべきです。頼もしい〔4の親〕と一緒に考えましょう。

〔鍵の数3のあなた〕×〔4の親〕

〔4の親〕はあなたを心配していますよ。何を言い出すかわからない人だと思っているかもしれません。先が見えなくても平気でがんがん動くあなたを、〔4の親〕は理解できないのです。あなたは〔4の親〕に言う必要があります。「私はこのやり方で幸せだから大丈夫です!」。
束縛が大嫌いなあなたは、どこかで親と距離を置かなければなりません。〔3の人〕は衝動を抑えるのがNGなのですが、〔4の人〕は他人の衝動を抑える性質ですから、「一生、わかりあえない」ことを前提に、ほどよい距離を保ってください。あなたが元気でいてくれさえすれば、結局親は納得するものです。自分の思う通りに生きてくださいね。

〔鍵の数4の子ども〕×〔4の親〕

気の合う親子です。同じ価値観を持っているので、おたがいに理解しあえて、「話が早い」相手。ただ意見が衝突してしまうと、ふたりだけで解決できないほどこじれる場合があります。お互いがシャッターをおろして、口をきかなくなります。
一度ぶつかったら、誰かにあいだに入ってもらうか、時間が解決してくれるのを待つしかありません。それさえなければ、相性は非常に良いです。お互いを大切にしあって理想的な関係になれるでしょう。

〔鍵の数5の子ども〕×〔4の親〕

〔4の親〕にとって、あなたは自慢の子どもです。かわいくて、華やかで、勉強ができたり、ダンスが上手だったり、わかりやすい魅力をもつ〔5の人〕を、あちこちで自慢しているはずです。ちょっと照れますね。
〔4の親〕は愛情表現があまり上手ではありません。厳しさのなかに優しさを潜ませるタイプなので、優しさが伝わりにくい。でも、あなたはいち早くキャッチできます。勘がいいのです。
ですから5のお子さんを持った〔4の親〕は幸せです。ただあなたを心配するあまり束縛しようとするかもしれません。そこはうまく切り抜けてくださいね。

〔鍵の数6の子ども〕×〔4の親〕

6のあなたにとって〔4の親〕は簡単に攻略できる相手です。あなたを管理しようとしてきたとしても、〔6の人〕特有の愛らしさや機転のきく言動で、上手に親を操縦できるはずです。〔4の親〕はすっかりあなたのサポーターです。ですから2人の関係は安定していると言えます。ただお金のことで揉めることがあるかもしれません。あなたは散財しがちですが、〔4の親〕はしっかり者ですから。
相性はよいですが、たまに「もっとほめて」と言ったほうがいいかもしれません。ほめ下手で、どうやってほめていいかわからないのが、〔4の親〕なのです。

〔鍵の数7の子ども〕×〔4の親〕

4も7も合理的だという点は似ています。ただ「家族のメンバー」という視点で考えると、家族を守りたい気持ちの強い〔4の親〕に対して、自分のことは放っておいてほしいと考える〔7の人〕の組み合わせは、ある程度の距離が必要です。精神的な力関係でいうと、圧倒的に〔7の人〕のほうが上。〔4の親〕はあなたを恋しがりますが、7のあなたは我関せず。4の愛情がわかりにくいのと同様、7の愛情もわかりにくいのですが、それでもお互いを大切には思っていますね。

〔鍵の数8の子ども〕×〔4の親〕

ふたりには共通点があります。家族を大切にするというところです。「親が上で子どもは下」という考えのもと、8の子どもが年老いた親に敬愛の気持ちをもって接するので、〔4の親〕は満足でしょう。いさかいが起こることはまずありませんが、〔8の人〕の配偶者に、〔4の親〕が干渉することが多いので、親のせいでパートナーとうまくいかなくなる場合はありえます。
親を大切にするあまり配偶者と揉めるようなことないよう、配偶者とよく話し合いましょう。

〔鍵の数9の子ども〕×〔4の親〕

「ルールを守る、節度のある態度をとる、上品であることを大事にする」といった、基本的な部分で共感できる9と4のふたりです。価値観が同じ親子なので、一緒にいると安らかな気持ちでいられるはずです。
〔4の親〕が干渉してきたとしても、9のあなたは争いを避けるのが上手ですし、決してぶつかるような言い方をしません。〔9の人〕は〔4の親〕よりも精神的にずっと大人なのです。そして、親を大切にしますから〔4の親〕はあなたがいてくれて幸せです。
愛情表現が下手な〔4の親〕の、口には出さない気遣いを、あなたならば察することができます。幸せな親子です。

〔鍵の数11の子ども〕×〔4の親〕

〔4の親〕はあなたの言うことを聞きません。よかれと思って提案していることも、頑なに首を縦に振らなかったりします。もしかしたら11のあなたは〔4の親〕に腹を立てているのかもしれません。「こうすればもっとラクになるのに!」「健康を思ってすすめているのに!」と。でも〔4の人〕は、環境の変化が苦手です。あなたの提案が親の健康のためであっても、すぐに習慣を変えることはできないし、グイグイこられるとよけいにシャッターをおろしたくなるのが〔4の人〕なのです。
できれば、タイミングを待ってあげてください。〔4の親〕は11のあなたを頼りにしています。「助けて!」と言われてはじめて動くくらい、ゆったりとかまえていればよいのです。

〔鍵の数22の子ども〕×〔4の親〕

よい関係ですね〜。〔4の親〕は常にあなたの理解者であり、サポーターです。人生をかけてあなたの応援をしてくれるかもしれません。〔4の親〕がいてくれてあなたは幸せです。能力が高く、金銭感覚もセンスも素晴らしいふたりですので、一緒に何か事業をするなど大きなことを成し遂げていくとよいでしょう。22のあなたは、〔4の親〕に、大切な部分を任せることができます。いっしょにがんばってみてください。

〔鍵の数33の子ども〕×〔4の親〕

あなたは〔4の親〕を怖がっていませんか?
あえて距離をとったりしていませんか?
4と33は、数字としても正反対の性質を持ちます。ルールをつくって整備し、見通しを立ててから行動したい〔4の人〕と、ルールはそもそもなくてもよい、フワフワ流れるように生きている〔33の人〕。また、安心のためにある程度のお金がほしい4と、お金がなくても大丈夫な33。正反対だからこそ、親子で生まれてきたのかもしれませんね。
〔4の親〕は自分と人を許すことを、33のあなたは厳しさをお互いから学ぶのです。33の人にとって、転換期を作ってくれるのが〔4の人〕であることもよくあります。学びあえる組み合わせです。